現在、保護者の勤務時間等の影響で冷めた作り置きの食事や、与えられたお金でお菓子を購入し夕飯にしている子どもや、出来合いの食事を一人きりで食べている「孤食」が問題となっています。「孤食」が成長期の子ども達に与える影響は心身の健康上、決して良いものではありません。
私たちは少しでも問題解決の一助となれるように、保護者の手造りの食事頻度が低い子ども、生活困窮する家庭の子ども達に手造りの栄養価の高い食事や居場所を提供し『食育』(おうちの味の継承)と、子供たちの成長を見守る地域のボランティアスタッフや高齢者との『交流』(生活文化の継承等)の場をつくり、成長期の子どもたちにとっての将来への豊かで充実した生活と社会つくり、持続可能な社会開発(SDGs)に寄与いたします。

現在のコロナ禍での活動には制限があり、落ち着き次第、感染予防を講じボランティアの人たちの協力を得て学校の宿題をしたり、本や紙芝居の読み聞かせをしたり、英会話教室を開催したいと考えています。また勉強だけではなく紙飛行機を折り飛行距離を競ったり、かるた大会やドッジボール大会なども企画したいと考えています。その他スポーツにも取り組んでいきたいと計画しています。例えば、講師をお呼びして、バスケットボールやバレーボール、卓球教室など開催していきたいと考えています。食育の面では定期的に、お弁当以外にボランティアと子どもたちと一緒になって季節を感じることのできる料理(例えば、餅つき、恵方巻、流しそうめん等)を一緒に作れたらと考えています。

私たち NPO法人子ども食堂おむすびころりんは「食育」と「交流」を「未来」へ継承いたします。